第24回 次回決算の人気化候補

大動員プロジェクトへの強みで一線を画す　キャリアリンク

キャリアリンク(6070)は事務系の仕事を中心に請け負う人材派遣会社です。
ライバル企業がたくさんいる業界ですが、キャリアリンクは1つのプロジェクトにチームで取り組むため、人海戦術でスピーディーに終わらせなければならないようなプロジェクトが得意、という特徴があります。

質とスピード両方を兼ね備えた仕事ぶりは評判が高く、行政がらみの案件にも強いです。

目先では政府事業が追い風

最近は消費増税やキャッシュレス還元関連の仕事がようやく一段落…と思いきや、今度はキャッシュレス決済でマイナンバーカードのポイントが貯まる「マイナポイント事業」で大忙し！

あとは外出自粛で株を始める人が急増したので、口座開設関連の仕事が証券会社からたくさん来ているようです。

まだ具体的な話はありませんが、そのうち営業系で5G関連の仕事が出てくる可能性もあります。

業績予想は控えめ中の控えめ

業績は今のところ絶好調です！
3～5月期は営業利益が前年同期比2.9倍の5億2600万円へと拡大しました。

予想以上に数字が良かったので、3～8月期の営業利益予想を修正したのですが…
この修正後の予想、なんとさっきの3～5月期に3900万円足しただけというかなり控えめな数字でした。

しかし、売上高は3～5月期から54億円以上伸びる予定です。

仮に6～8月期が前期並みの利益率だったとしても、営業利益は3900万円どころか1億8000万円ぐらいの上乗せはあってもいい計算になります。

（ちなみに3～5月期の営業利益率は前期の3.5％→8.1％と大幅に改善されています）

もちろんコロナの影響を考慮する必要はありますが、いずれにしても次回の決算発表は会社側予想を上回る数字となる可能性が高いです。

最近の決算企業の中でも、特に成長性が光る銘柄と言えるでしょう。

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